【ミッキー17】壊れてはコピーされる、終わらない生き地獄|超ブラックユーモアSF

SF映画

こんにちはHIROKIです。
今回はちょっと変わったSF映画を観ました。
その名も『Mickey 17(ミッキー17)』
『パラサイト 半地下の家族』でおなじみ、ポン・ジュノ監督の最新作です。
最初に言っておくと、
この映画、設定がかなりぶっ飛んでます。
宇宙へ行って、危険な仕事をして、もし使えなくなったら……
まあ、その先は映画を観てのお楽しみということで(笑)
ただ、ただのSF映画だと思って観ると、ちょっと違う。
なんか笑える。
でも、よく考えると全然笑えない。
そんな超ブラックユーモアがクセになる映画でした!


『Mickey 17』作品情報

原題:Mickey 17

・製作:2025年
・製作国:アメリカ
・上映時間:137分
・ジャンル:SF/ブラックコメディ/ドラマ
・監督:ポン・ジュノ
・原作:エドワード・アシュトン「Mickey7」
・主演:ロバート・パティンソン

『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が、エドワード・アシュトンの小説「Mickey7」を原作に映画化。ロバート・パティンソンを主演に、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロらが出演しています。

舞台は、人類が新たな惑星への移住を目指す未来。

そこで主人公ミッキーは、ちょっと特殊な仕事に就くことになります。

その仕事が……

とにかく過酷。


お金に困った男が選んでしまった“史上最悪の業務内容”

主人公はミッキー。

人生はあまり上手くいっておらず、借金などの問題を抱えた彼は、地球を離れて新たな惑星への移住計画に参加することになります。

そこで彼が選んだ仕事が、

「消耗品(Expendable)」

と呼ばれるもの。

これがまあ……

ブラック企業も真っ青。

普通なら絶対にやりたくない仕事です(笑)

危険な場所へ行かされたり、人体への影響を調べたり。

普通の人間なら「いや、それ俺じゃなくていいでしょ」と言いたくなるような仕事を、ミッキーが担当します。

しかも、この映画の面白いところは、

ミッキー本人もそこまで強い人間じゃない。

スーパーヒーローでもないし、頭脳明晰な天才でもない。

むしろ、

「なんで俺こんな仕事してるんだろ……」

みたいな男。

だからこそ、観ている側も妙に感情移入してしまいます。


ストーリー紹介

人類が新たな惑星「ニフルハイム」への移住を目指す未来

ミッキーは、その開拓団の一員として危険な任務をこなしています。

彼に与えられた仕事は、とにかく危険。

普通なら誰もやりたがらないような任務を任されます。

そして、この世界にはミッキーのような「使い捨てワーカー」のための特殊なシステムが存在しています。

そのため、周囲の人間からすると、

「まあ、ミッキーならいいか」

くらいの感覚。

ここが怖い。

最初は「そんな世界ある?」と思うんですが、映画を観ているうちに、

「いや、これ普通に怖くない?」

となってくる。

しかも物語が進むにつれて、ミッキー自身をめぐる状況がおかしな方向へ進んでいきます。

そして、

「一体、どっちが本物なんだ?」

という問題まで出てくる。

ここから映画が一気に面白くなってきます。


見どころポイント

何と言っても“超ブラックユーモア”がクセになる


この映画の一番好きなところ。
とにかくブラックユーモアが強烈です。
普通だったらかなり悲惨な状況なのに、
「いや、そこで笑わせるんかい!」
という場面がちょこちょこ入ってくる(笑)
しかも、単純にギャグを入れているわけじゃない。
人間が人間を「使い捨て」にする異常な状況そのものを笑いにしている。
ここがポン・ジュノ監督らしいところだと思いました。
実際、海外レビューでも本作はダークコメディや社会風刺として評価されていて、「使い捨てられる労働者」という設定を通して、格差や搾取、人間の価値について描いている作品として語られています。
重いテーマなんだけど、
「いや、これ笑っていいのか?ww」
みたいなシーンが出てくる。
このバランスが面白い。

ロバート・パティンソンの演技がヤバい

そして、この映画を語るならロバート・パティンソンは外せません。

とにかく、

「同じ人間なのに全然違う」

という演技がすごい。

ミッキーの中でも性格や雰囲気が違っていて、それをパティンソンが演じ分けています。

特に、

「こっちはちょっと頼りない」

「こっちはヤバそう」

という違いが、表情や動きだけでもなんとなく分かる。

この2人……じゃなくて、

「同じ顔なのに別人に見える」

というのが面白い。

この映画、パティンソンの演技を見るだけでも結構楽しめます。

人間って、そんなに簡単に交換できるん?ww

そして個人的に一番考えさせられたのがここ。

この映画では、人間の存在そのものがかなり軽く扱われます。

「この人がダメなら、次がいる。」

そんな感覚。

これってSFの世界だから成立しているように見えるんですが、よく考えると、

現実社会でも似たようなことってあるよな……

と思ってしまう。

仕事で、

「誰かが辞めても代わりはいくらでもいる」

みたいな扱いをされたら、かなりキツいですよね。

この映画は、それを極端なSF設定にして見せてくる。

だから観ているうちに、

「これ、宇宙の話だけじゃないな」

って感じてくるんですよ。


「HIROKIの感想」

最初は、
「なんか変わったSF映画だな」
くらいの気持ちで観始めたんですが、
思っていた以上にブラックユーモアが効いてましたww
SF映画として普通に面白い。
映像もカッコいい。

そして何より、

「人間って何なんだ?」

というテーマを、重苦しく説教してこないところが良かった。

「人間の尊厳とは!」

みたいに真正面からやられると、ちょっと疲れるじゃないですか。

でも『Mickey 17』は、

「まあ、とりあえず笑ってください」

みたいな顔をしながら、結構エグいことを突きつけてくる。

この感じが好きでした。

そして観終わったあとに、

「……これ、普通に怖い世界だったな」

と気づく。

こういう映画、好みです(^^♪

まとめ

『Mickey 17』は、単純なSFアクション映画というより、
ブラックユーモア×SF×社会風刺
を楽しむ映画だと思います。
派手な映像を楽しむのもいい。
ロバート・パティンソンの演技を見るのもいい。
でも個人的には、
「人間を使い捨てにすると、こんな世界になるのか」
という部分が一番面白かった。
笑えるんだけど、ちょっと怖い。
くだらないように見えて、実は結構深い。
そんな映画でした。
個人的には、
「こういう変な映画、もっと観たいww」
という感じ。
SF映画が好きな人はもちろん、普通のSFとはちょっと違う作品を観たい人にもおすすめです♪

こんな人におすすめ

☑ ブラックユーモアが好き
☑ SF映画が好き
☑ ポン・ジュノ監督作品が好き
☑ ちょっと変わった映画が観たい
☑ 社会風刺の効いた映画が好き
☑ ロバート・パティンソンの演技を楽しみたい

🎬 HIROKI評価
ストーリー
映像
衝撃度
ブラックユーモア
総合評価 5.0

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